花粉症について

花粉症の季節がもうすぐやってきます。

そこで今回は花粉症に関してまとめてみました。

年々花粉症を発症する人は増加していますが、どうしてこんなに増加しているでしょう?

意外なことに花粉症は戦後に初めて報告された新しい病気です。

日本では、1960年代からわずか40年間で花粉症(特にスギ花粉症)が激増しました。

その理由を調べてみました。

スギ花粉の増加
戦後に大量植林されたスギが伐採されずに残り、開花適齢期を迎えています。(樹齢30~40年ほどで花粉を飛ばすようになり樹齢60年になるまで花粉を飛散させるそうです。)スギ林の面積は全国の森林の18%、国土の12%を占めています。このためか花粉症の患者さんの約70%はスギ花粉が原因です。しかし花粉量には地域差があり、森林面積に対する比率では九州、東北、四国で高くなっています。                 さらに、地球温暖化の影響も受け、前年の夏の気温が30度を超え日照時間が多いと花芽が多く作られ、翌年春のスギ花粉飛散量が増えています。

排気ガス・大気汚染
排気ガスなどで汚染された大気中の多くの微粒子が抗体を産生しやすくし、花粉症の発症を促進します。       また、都市の近代化や舗装道路の増加に伴い、一度地面に落ちた花粉が再び舞い散ることも原因として考えられます。また、ストレスや、食生活の環境変化、住宅環境の変化も要因の一つと考えられています。

花粉症は日本だけではない

 

日本国内だけで過ごしていると、なんとなく諸外国の人々は花粉症に悩まされている

イメージが湧きませんが、そんなことはありません。

そもそも花粉症の始まりは「枯草熱」と呼ばれる病状だと言われています。
これは19世紀イギリスで、農民達が草刈りの時期に「くしゃみ」「鼻水」「涙が止らなくなる」

といった病状に襲われることから生まれた病状です。

枯れた牧草などをサイロにまとめている時に発症すること。
熱っぽくなることもあることから「枯草熱」と呼ばれていたのです。

2月のスギ花粉は日本だけ

「2月前後に発生する、多くの人が発症する杉花粉のアレルギー」というのは、実は日本だけなのです。

世界の花粉症はどんなのものがあるのか?

 

寒冷地に属するロシアでは「白樺」。
(日本でも北海道に多く生息しており、北海道では「シラカバアレルギー」が発症するケースも多いです)

ヨーロッパでは「カモガヤ」。
(ヨーロッパでもイギリスでは「菜の花アレルギー」が多いそうです)

アメリカでは「ブタクサ」の花粉症が多く発症されていると言われています。

花粉を防ぐためのグッズ:マスク・メガネ・ゴーグル

 

 

マスク

マスクは花粉の吸入を防ぐために、安全で簡単にできる有効な対処方法です。

マスクの素材には、不織布(ふしょくふ)タイプとガーゼタイプがあります。

現在広く用いられている不織布タイプは、ガーゼタイプより花粉を除去することができます

ガーゼタイプの花粉阻止率は60%ですが、中に1枚湿ったガーゼを挟むと阻止率は90%以上になります。

 

 

メガネ

花粉の目への付着量を減らすためにメガネは有効と考えられます。

目に入る花粉の数は、メガネをかけていない時に比べて1/3になり、

ゴーグルでは1/10になるという実験結果があります。

この実験は、人形にメガネやゴーグルを装着して屋外に置き、花粉が目に入る量を測定しています。

メガネよりゴーグルのほうが花粉の付着量を減らすことはできますが、

通常のメガネでも花粉の付着量を減らすことができます。

スギ花粉症において、目のかゆみが重症だと労働時間の損失が高くなると報告されています。

花粉症の目症状の治療方法は、鼻と比較して少ないため、

花粉を避けることは症状を悪化させないために重要と考えられます。

 

 

ゴーグル

花粉の目への付着量を減らすためにはメガネよりゴーグルや、ガード付きのメガネの方が有効です。

何もかけていない時と比べて、目に入る花粉の数は1/10になります。

この実験は、人形にメガネやゴーグルを装着して屋外に置き、花粉が目に入る量を測定しています。

ゴーグルは、通常のメガネより涙の蒸発を抑えることで、

目のバリア機能を正常に保ち、花粉症の症状悪化をふせぐことができるのではないかと考えられています。

 

 

 

 

花粉対策に 岸川眼鏡福岡市早良区メガネ店

3wayメガネ「i-fit」 ¥1,1000(税込)

オススメの3wayメガネ「i-fit」

メガネはもちろん、ゴーグル・サングラスにもなる優れもの。

付け外し可能で、用途に合わせて組み換え自由。またパーツごとに洗浄できるので、花粉も流せて衛生面でもGOOD。

当店では、度付きレンズに交換可能(レンズ代別途¥5,500~)

通常の花粉ゴーグル(¥1,000~)もございます。どうぞお気軽にお問合せ下さい。

 

 

 

 

 

 

 

上記は一例ですが

どうぞ、参考になさっていただき

花粉症との付き合いが少しでも楽になりますように。